【今日のアロマ】クローブ
先日、京都の雲龍院に写経にいきました。
人生初の写経、選んだポイントはなんとクローブ!
丁子(ちょうじ)ともいいますね。花の蕾(花蕾)を乾燥させたもの、釘の形にも似ています。
こちらのお寺は現存する最古の写経道場といわれており、写経前にお清めをします。
1.丁字(ちょうじ)を一つ 口に含む。口から発する四つのことを清めます。
(丁字の木の花のつぼみを乾燥させたものです。クローブとも言い、香辛料や漢方薬にも使われています。)
2.塗香(ずこう)を手に塗る。身体でする三つの行為を清めます。
3.酒水(しゃすい)を頭に注ぐ。心から生れる三つのことを清めます。
(酒水は加持祈祷した清水です)
*雲龍院HPより抜粋
左から 椿、燈籠、楓、松の4つの違った絵を眺めることができる「しきしの景色」
丁子を口に含んだまま1時間ほど朱墨で写経をすると集中でき気分がすっきりした気もします。
クローブに含まれるオイゲノールという成分には鎮静・鎮痙・抗炎症作用があるとして歯磨き粉にも使用されてきました。
武士の時代には、刀や兜の手入れにも使われたそうです。我が身を守り、清めるものとして使われてきたのでしょう。
時代は変わっても身を清め、集中し、すっと身を正したくなる、そんな香りです。
このクローブと墨の香りといわれるパチュリをブレンドする
芦屋アロマ会「10月」
2021年10月20日(水)10:30〜12:00 → 満員御礼
2021年10月21日(木)10:30〜12:00
【場所】JR芦屋駅徒歩2分
【受講料】4,000円(税込)アロマクラフトお持帰り