【今日のアロマ】ピンクペッパー
ピンクペッパーといえばカルパッチョの上に乗っているツブツブぐらいに思っていたのですが、最近ではお菓子にも使われていることが増えましたね。
さてこのピンクペッパー、実は精油にもあるのをご存知でしょうか?ベイローズとも言われます。

ピンクペッパーという名前からピンク色の胡椒かと思いましたが、ウルシ科のコショウボクという植物の果実を乾燥させたものが一般的だそうです。
15〜20メートルほどになる木で、ヤナギのように枝が垂れ葉や茎にも爽やかな香りがあり常緑なので花材としても使われるとか。
実はお料理に使われることはもちろん、原産の南アメリカでは伝統医療として、傷の抗菌性や防腐性を持つ性質から、歯痛などにも使われたそうです。
香りでは、スパイシーというイメージがありますが、明るくパッとはじけるような気持ちを明るくしてくれる印象です。
春のスタートにはぴったりな香り、うきうきしてスキップしたくなるブレンドができそうですね。
そして、この2023-2024にかけてピンクペッパーを使用したフレグランスがたくさん登場していることも大変興味深いです。いいな、と思う香りにピンクペッパーが入っていることが多いのですが、ブラックペッパーのように辛くなく、すーっと爽やかにクリーンな空気をつくってくれるように感じます。
4月芦屋アロマ会では、カルダモンなども温かみのあるスパイスと、ピンクペッパーのように軽く感じるスパイスの両方の香りをお楽しみいただけます♪