【今日のアロマ】マヌカ

マヌカハニーで有名なマヌカ。精油にマヌカってあるの?という方も多いですよね。免疫力アップしたい今、マヌカ精油について調べてみました。

マヌカはティートリーやユーカリなどと同じフトモモ科、低木で3m程度、夏に小さく白い可愛い花が咲きます。このマヌカの木は先住民族マオリ族の時代から様々な方法で利用されてきた木。

マヌカの葉を煮詰めてお茶として風邪の予防、胃腸を整えるために飲まれたり、若いマヌカの新芽は赤痢の場合には噛み砕いて飲み込みました。マヌカの樹皮は局部的に皮膚病に対して、うがい薬としてそして痛む目の洗浄に用い、実やタネも身近な万能薬としてマヌカを利用していたそうです。”復活の木””癒しの木”と呼ばれるのも納得です。

マヌカハニーとしてハチミツを採取されるようになったのはかなり後のことです。ハチミツの生産は1800年代初期にヨーロッパ人がニュージーランドに到着しイタリア種のミツバチを持ち込んで始まりました。2006年に独自の抗菌活性があると化学の力で分かってから一気に名前を聞くようになりましたよね。(参照:日本マヌカ協会HP)

ハチミツのイメージが強いマヌカですが、木自体が昔から薬草として使われていた、その葉や小枝を蒸留したマヌカ精油。何となく薬草のような香りがしそうですね。木の香りを感じる土のような落ち着く香りに感じます。甘みも感じますがクセのある香りの一つかもしれません。

ティートリーよりも抗菌、抗ウィルス作用が強いと注目されており、免疫強化、空気浄化にと注目されていますね。シングル精油では香りが苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、ブレンドをすることで使いやすくなります。

今回、マヌカにブレンドした精油は、オーストラリアのユーカリ、レモンマートルにグレープフルーツやスパイクラベンダー等10種類程。爽やかな風を感じるブレンドに仕上がりました♪