「香る音楽会」調香ものがたり①
香る音楽会では、なんと3曲ブレンドいたします!
何回かに分けてブレンドについて少しご紹介していきます♪
「音楽」と「香り」
「聴覚」と「嗅覚」
実は意外と共通点が多いのです。
音のハーモニーがあるように、香りにもやはりハーモニーがあります。
今回は、音楽会で調香する
「主よ、人の望みの喜びよ」
についてご紹介します。
曲名を聞いてもすぐ分からないのですが、皆さん一度は聞かれたことがあるメロディではないでしょうか?
私もバッハの練習曲を弾いた記憶から、バッハらしい曲だと懐かしく…
そもそもは合唱曲とのことです。
この曲はもともと、「母マリア訪問の祝日」という祝日のために作曲されたといわれています。
実はこの祝日、7月とのことで夏の時期の曲ですね♪
そう思って聞くと、なんだか明るい曲のような気がします。
とても厳かで美しい曲です。
軽く流れるような響きを持つのは「ト長調」だからでしょうか。
この曲に香階をもとに想像を広げて香りを創ります。
■基調となる音と香り
ソ → ネロリ
シ → シダーリーフ
基調となる音と和音に配置されているピエスの香階から香りをピックアップします。
香りの分量を調整し、さらにアクセントとなる香りやバランスをとる香りをプラスして全体のアコードを整えます。
ネロリは、オレンジの花の香り
ダイアナ妃も愛した高貴な香りです。ちょうど偶然にも花が今咲いていますね♪
シダーは森の中にいるような香り
森の中で、ネロリの香りが漂ってくる中で、バッハの曲を聞くとどんな気分になるんでしょう?
気になる方はぜひ音楽会にいらしてくださいね!
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