アロマの使い方〜キャリアオイル続編〜

どんなに良いオイルを使っても、オイルが酸化していたら元も子もありません。

ピュアオイルで新鮮なものを使いたいですね。

マッサージオイルに使用されるキャリアオイルについて「酸化」という点からまとめておきます。

■不飽和脂肪酸・・・炭素鎖連鎖の構造中に炭素同士が二重結合、あるいは三重結合を有するもの

①一価不飽和脂肪酸(単価不飽和脂肪酸)

 ・オレイン酸(アボガド油、オリーブ油、スイートアーモンド油など)

→皮脂に多く含まれる成分。皮脂膜の形成を促し、乾燥防止に。酸化安定性が比較的高い。

②二価不飽和脂肪酸

 ・リノール酸(グレープシード油、サンフラワー油など)

→角質細胞間脂質の主成分セラミドの構成成分。エモリエント剤として化粧品に用いられる。色素沈着淡色効果やターンオーバーを促進してくれる。乾燥や肌荒れ対策に。

③三価不飽和脂肪酸

 ・リノレン酸(月見草油、ローズヒップシード油など)

→皮膚の再生機能があるものの酸化が早い。

■酸化を防ぐには?

不飽和脂肪酸では二重結合の数が多いほど酸化しやすくなります。

しかし、オイルの中にはビタミンEが多く含まれているものもあります。

ビタミンEは天然の酸化防止剤の役割を果たします。

このようなことを知っておくとオイルのブレンドにも役立ちますね

アロマの使い方〜キャリアオイル編〜はコチラ