【今日のアロマ】青森ヒバ

日本は森林率が約67%、なんと3分の2が森林

美しい森と木の文化の国なのです。

そのなかでも「日本三大美林」と言われる天然林は

木曽ヒノキ

秋田スギ

青森ヒバ

ヒバは、青森だけにしかないのか?と思っていましたら

北方型:北海道から関東北部「ヒノキアスナロ」
南方型:本州中部以西九州「アスナロ」

と日本全国にあるそうです。

なかでも、「青森ヒバ」は「アスナロ」に比べ蓄積も豊富で材質的にも優れており、古くから社寺仏閣、城の築材として珍重されてきました。

青森の弘前城にも青森ヒバが使われているそうですが、「式年遷宮」の年に当たる伊勢神宮の「宇治橋」の橋板に、青森県産の青森ヒバ材が使われたそうですよ。

江戸時代には伐採は津軽藩、南部藩の管理下におかれ、伐採後は「留山」として入山を禁止するなどの掟がありました。こうした厳しい保護のもとで美林が守られてきたのです。

100万年前には誕生していたといわれる青森ヒバ、厳しい寒さにも耐え、長く生き残ってきたわけですがその生き方も興味深い!

陰樹と言われ

1mまでは日陰が7割

1m以上は日向が7割

が必要です。

ヒノキと比べても30㎝の太さになるのに約60年かかるのに対し

青森ヒバはなんと120年〜150年かかる!

60㎝の太さになるのに250年かかる!

厳しい寒さに耐え、じっくり成長するからこその香り成分をもつわけですね。

1.カビや雑菌に対して脅威的な抗菌力

2.シロアリを寄せ付けないヒノキチオール

3.香木と呼ばれるくらい香りが強くリラックス効果がある

青森ヒバの精油についてのオンライン講座は

2022年10月10日(祝)10:30〜11:30

に開催します。(アーカイブ受講可能)

*募集開始は9月中旬を予定しております。