【今日のアロマ】ナツメグ
ナツメグといえば・・・
ハンバーグに入っている香辛料?ぐらいにしか思わないでいましたがこの写真をみてビックリ!
ビジュアルも何とも不思議な植物です。
精油にナツメグがある、ということを知っている方ももしかしたら少ないのかもしれませんね。
実はナツメグは世界四大スパイスのひとつ、「ナツメグ・コショウ・クローブ・シナモン」がそれにあたります。
かつて、これらのスパイスは金以上の価値を持ち人々を魅了してきました。大航海時代、新大陸の発見や地球が海でつながっていることの発見と並行してスパイスはヨーロッパに持ち帰られたのです。
スパイスの宝庫ともいわれるモルッカ諸島原産(インドネシア)です。
約20mもの高さにまで成長する熱帯性の常緑樹で、あんずに似た固く多肉質で黄色い果実をつけます。
植えてから5-9年でようやく結実し、20歳の木1本から500-2000個の果実が収穫できると言われています。(S&BHPより一部抜粋)
種子のまわりの網目状の赤い皮の部分がメース、ナツメグはその赤い皮の内側の黒い種子を割った中の部分「仁」です。
ジプシーたちの間では、「ナツメッグは夫婦の愛をつなぎとめる力がある」と信じられていました。
確かにブレンドする時に少量入れるだけでも何か惹きつけられるそんな香りでもあります。
殻を破った中にある「仁」の部分の香り、と知ると、自分の核を信じて、殻を破ってみる、本当の自分に出会える香り、なのかもしれません。また、お料理に入れると素材の味をぐっと引き出してくれる香りですから、存在感を出してくれる香りなのかもしれません。
かつて大航海時代からヨーロッパを虜にしてきたスパイスの香り、世界で一つ私だけの香水(アロマパルファン)に少しだけ入れるだけでも何とも魅惑的ですよ♪