【今日のアロマ】ティートゥリー
春になると、ティートゥリーの白い花が脳裏に浮かびます。
フトモモ科なのでユーカリをはじめ、レモンの香りがするレモンティートゥリー、抗菌作用が強いニアウリ、蜂蜜で有名なマヌカなどティートゥリーの仲間の精油はたくさんあります。
どれも抗菌作用が強いので、香水には使用はされませんが、アロマ空間演出を行う際には爽やかな香りと抗菌作用は最適です。

このティートゥリーは、昔から怪我をした時に葉をすりつぶして湿布にしたり、風邪をひいた時には煮出して蒸気を吸入したりという使い方をされてきました。科学的にも証明され、強力な殺菌消毒作用を持つこと、刺激性が少ないことからアロマテラピーでは重宝されています。

抗菌作用=ティートゥリーのイメージが強いですが、私はこの白いほわほわした花を見ると優しく癒してくれる白衣の天使のようにみえます。
実は、成分をみるとテルピネン-4-オールが40%近く含まれます。この成分は副交感神経を優位にする作用を持ち、スイートマジョラムにも含まれる優しい香りです。
アロマディフューザーなどで空間に香らせる際は、レモンとブレンドしたり、ラベンダーやパインなどとブレンドするのがおすすめです。
梅雨時期の洗濯物を干す部屋にはウッドブロックに数滴垂らすだけで快適な空間に返信します。
お好きな香りでご自宅を快適空間をつくりたい方には、ホームフレグランス調香レッスンにてアロマブレンドオイルを調香いただけます。