コーヒーの香り
コーヒーショップの前を通ると思わず息を大きく吸い込んでしまいます。
できることならコーヒーを飲んで「ひたすらボーっとしたいな」という時と「何か集中したい前」にはコーヒーを飲みます。
先日、受付と会議室にアロマ空間演出を導入してくださっている企業さまから「コーヒーの香りを受付にできますか?」とオーダーをいただきました。
最初は「コーヒー??」と思いましたが次の瞬間「なんともお洒落なセンスの持ち主」と感動してしまいました!
実は精油にもコーヒーという精油があるのです!
コーヒーはエチオピアやブラジルなどコーヒーベルトと呼ばれる赤道直下の暖かい地域のみで栽培されます。日本は、このコーヒーベルト外ですが温度や水やりに気をつけると育てられるそうで、観賞用に育てている方もいらっしゃるようですよ。
普段私たちが飲むのは、このコーヒーの木の種子。種子ができる前には、コーヒーの花が咲きます。
”熱帯雨林に降る雪”と言われるぐらい白くて美しい花。雪が降らないハワイのコナ地区では、コーヒーの花のことを「コナスノー」と呼ぶそうです。粉雪で覆われたように白く染まる景色は素敵でしょうね。そして香りはジャスミンのような香りがするそうです♪
ただ、なかなか見れないそうです。なぜかというと1年に2日しか咲かない!!たった2日で白い花を咲かせて受粉するわけです。
この美しい花が咲いた後に1年弱くらいかけて緑色→赤色→真紅色へと熟していくわけです。真紅色に熟した実はさくらんぼに似ていることから、完熟したコーヒーの実のことをコーヒーチェリーとも呼ばれます。
このコーヒーの種子を超臨界流体抽出法という方法で香りを採取します。
精油のコーヒーは、飲むコーヒーの香りより苦味があるように私は感じますがブレンドするとなんともお洒落な香りになるのです。
さてどんなブレンドになったか・・・お楽しみに♪
*コーヒーについてさらに知りたくなった方はUCCさんのコーヒートリビア面白いのでおすすめです。
https://www.ucc.co.jp/enjoy/trivia/index.html