コーヒーショップの前を通ると思わず息を大きく吸い込んでしまいます。

コーヒーを飲んでひたすらボーっとしたいな、という時と何か集中したい前にはコーヒーを飲みます。豆の種類によって『リラックスさせてくれる香り』と『頭の回転を速くさせてくれる香り』がある、という実験結果もあるというから面白い！リラックスとリフレッシュの両方を兼ねているコーヒーの香り、生活に彩りと癒しを与えてくれます。

熱いコーヒーから立ち昇る香りは何とも幸せな気分になります。この香り、冷めても香りが続けばいいのにと思いますよね。実は精油にも「コーヒー」精油があるのです！

こちらはコーヒーの花

コーヒーはエチオピアやブラジルなどコーヒーベルトと呼ばれる暖かい地域のみで栽培されます。”熱帯雨林に降る雪”と言われるぐらい白くて美しい花。

なかなか見れないそうでなぜかというと１年に２日しか咲かない、この花の後に1年弱くらいかけて緑色→赤色→赤紫色へと熟していくわけです。

このコーヒーの種子を超臨界流体抽出法という方法で香りを採取します。高圧の超臨界二酸化炭素を使用するため、水蒸気抽出法で抽出しきれない精油成分も取り出ること、また精油の成分の変化が少なく、そのままのコーヒーの香りに非常に近いです。国内では希少でなかなかお目にかかる事は少ないかもしれません。（合成香料のコーヒーの香りも販売されていますので、精油を購入する場合はお間違えなく）

色は黒くてドロッとしていますのでディフューザーに入れるよりも香水に少しブレンドするといいですね。飲むコーヒーの香りより苦味があるように私は感じます。この苦味が他の精油とブレンドすることにより何ともお洒落な香りに変身します！

例えば、バニラやシナモンとコーヒーをブレンドするとフレーバーコーヒーの香りになりますし、ウッド系や柑橘系のブレンドに少し足してあげると何ともお洒落になります。コーヒー好きの方にコーヒーの香りがほんのり香る香水のプレゼントなんて粋ですね。

コーヒー精油を入れる量によって香りが異なりますのでぜひご自身で好みのブレンドを調香されることをお勧めします。マンツーマンで世界で一つのオリジナル香水が創れるセッションについてはこちらからご覧ください。