【今日のアロマ】フランキンセンス
フランキンセンスは、クリスマス近くなると使う頻度が高くなる精油です。古くからある香料で三人の賢者がイエスキリストの誕生の際に「乳香(フランキンセンス)」「没薬(ミルラ)」「黄金」を捧げたこというお話はご存知かと思います。中東地域ではこの乳香(フランキンセンス)を香炉にくべ、もくもくと煙を焚きます。
この石のようなものなんでしょうか?実は、フランキンセンスの樹脂です。精油は液体ですが、精油になる前は石のように固いんです。
ソマリア、オマーンやエチオピアなどの砂漠地帯、暑くて乾燥した地域に育つ木です。その樹を傷つけて木の皮から滲み出るミルクのような樹液が固まったもの。人間でいえば、かさぶたのようなものでしょうか?
傷を癒す樹液ですので、心と身体の傷を癒す効果があります。
フランキンセンスをゆっくり香りたくなるのは夜。呼吸を深め、ゆっくりした気持ちにしてくれます。浄化の精油としても使われますが、場を清め平常心を取り戻させてくれる香り。
また、フランキンセンスはお化粧品にも使われています。防腐、抗菌作用に優れていると言われます。肌の生まれ変わりを促進し、保湿作用がシワを防ぐとなんとも嬉しい!
香りは、透明感がある香りなのでベースノート?と思いますがあとで奥から透きとおった洗練された香りが届きます。
色々とやらないといけないことはあるけれどもリラックスはしたい、そんな時におすすめなのがフランキンセンス。余分なことは排除して、呼吸を深めながら作業をしたい時、自分の考えを整理したい時、私の中ではそんな時に使いたい精油です。
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