【今日のアロマ】トドマツ
「トドマツ」の葉が北海道より届きました。
北海道に生息する唯一のモミとされ「北海道モミ」とも呼ばれます。学名はAbies sachalinensis、サハリン産のモミという意味ですから北方の森に育つモミの木です。
冬は雪で真っ白になるような極寒の地、雪に負けず緑のまままっすぐに上にのびる常緑樹の姿に昔から神が宿るとか永遠の命の象徴とされてきたそうです。
学名はAbiesは「永遠の命」という意味です。 モミの木から採取された精油は「森のお医者さん」といわれ、北欧・ロシアでは消化器系、呼吸器の感染症などさまざまな用途で使われていたそうですよ。
成分をみると酢酸ボルニルという成分が約10%含まれます。これは森の香りとしてリラックスできる方も多いのではないでしょうか?優れた睡眠導入効果があると言われます。副交感神経を優位にし入眠しやすくなるようですからうれしいですね。
産地
北海道下川町
成分
αピネンが約25%、βピネンが約10%などのモノテルペン炭化水素成分は森林の香りですが希薄のため、酢酸ボルニル等がトドマツの香りを構成する成分です。